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薄葉紙(うすようし)

紙としての「薄葉紙」とは、紙の重さ(厚さ)が非常に軽い、薄い紙の総称となります。
JISの規格(JISP0001 紙・板紙及びパルプ用語、No.6014
薄葉印刷紙・No.6015
薄葉和紙の項目)では薄葉紙の洋紙・和紙の坪量(紙の重さ)は40g/
㎡以下とされており、この坪量以下のものは薄葉紙と言えます。ですので、厳密には
  • 事務伝票に使用される、薄口模造紙
  • 辞書などで使用される薄い紙、インディアンペーパー
  • 煙草の巻き紙用の紙、ライスペーパー
  • 食品、薬品に使用される半透明の紙、グラシン紙
  • ティッシュペーパー
  • トイレットペーパー
  • ティーパックの紙

などと、様々な種類の用途で使用される「薄い紙」の総称となります。
ただ、当社で販売する「薄葉紙」は包装、緩衝用の白の紙を指し、これが一般的にいう「薄葉紙」の名称といえます。柔らかく、うすい紙でティッシュペーパーに近い感じではありますが、表面は片面がツルツルと光沢があります。
靴の中やかばんの中に入っている詰め物の紙として、またそれらをケースや紙袋に入れる際、製品を覆って傷等を防ぐ紙として使用されます。
またギフト用の装飾、フラワーアレンジなどに使用されるカラーの薄葉紙などもございます。

薄葉紙(白)の基本在庫

当社は規格判(4/6判)788mm×1091mmの薄葉紙(白)を基本在庫しております。
※カラーの薄葉紙はメーカー在庫となります。
また、まとまったロットならば印刷することも可能ですので、一度ご相談下さい。

当社基本在庫
坪量 14g/㎡
連量 <12>
1包みの枚数 1000枚
紙厚 約0.03mm

用語解説

坪量(g/㎡)
用紙重量の表し方で、面積1㎡あたりの用紙の重さをあらわしたものです。
用紙が重くなればなるほど、用紙の厚みが増す傾向にあるため、坪量は「用紙の厚み」と同様な 意味でも使われています。
ちなみに一般的なコピー用紙の坪量は64~68g/㎡(約80μ、約0.08mm)になります。
連量(kg)
用紙重量をあらわす単位として「連量(kg)」があります。
「連」とは、一定のサイズに作られた紙1000枚(板紙なら100枚)のことです。
「連量」とは、一定の寸法に作られた紙、1連(1Rと表現される場合もあります)の重さでキログラム表示されます。 扱う量が多いために坪量に代わって使われる単位です。
連量を量る為の用紙のサイズに決まりがないため、同じ厚みの用紙でも、用紙サイズが大きくなれば連量も大きくなります。比較する場合は必ず同じサイズのもので確認します。